「台湾の白菜、向き揃いすぎ問題」を調べたら知らないことをひとつ学んだ
この白菜。「翠玉白菜」といって、宝石を白菜の形に彫った(なんで?)超貴重なものらしい(これ以上よく知らない)。展示されている台湾の故宮博物院ではお土産になるほど大人気の彫刻だ。具体的にどういうものか知らなくても、「台湾の白菜のやつ」くらいの解像度で知っている人は多いのではないだろうか。自分もそっちサイドの人間である。
友人に台湾旅行の際の写真を見せてもらったときにこの白菜の存在を久しぶりに思い出し、どんなものだったか調べてみると、とんでもない事実が発覚した。
白菜の向きが揃いも揃って同じすぎるのである。左下から右上に白菜が向かう形の画像が検索結果の大半を占めている。野球選手のプロフィール写真でも顔の角度にもっとバリエーションあるぞ。これはなにかの陰謀なのだろうか?
ダメだ……。なんと、正しいインターネットを提供しているはずのduckduckgoの検索結果ですら”例の角度”だらけだ。YoutubeやTwitterでも「翠玉白菜」と検索すると”この角度”の写真が大量に出てくる。調べてみてほしい。
一応、Googleとduckduckgoの検索結果の中にちらほら他の向きで撮影された写真が紛れ込んでいるので、この向きでしか撮影できないとか、そういうことはないはず。ではなぜ……?
Wikipediaを読んでみる。
翠玉白菜(すいぎょくはくさい、中国語: 翠玉白菜; 拼音: Cuìyù Báicài; 白話字: Chhùi-ge̍k Pe̍h-chhài)は、翠玉(翡翠)を[1]、虫がとまった白菜[2]の形に彫刻した高さ19センチメートルの美術品。現在は中華民国台北市の国立故宮博物院に収められ、同館を代表する名品の一つである[3]。
ん……?
翠玉白菜(すいぎょくはくさい、中国語: 翠玉白菜; 拼音: Cuìyù Báicài; 白話字: Chhùi-ge̍k Pe̍h-chhài)は、翠玉(翡翠)を[1]、虫がとまった白菜[2]の形に彫刻した高さ19センチメートルの美術品。現在は中華民国台北市の国立故宮博物院に収められ、同館を代表する名品の一つである[3]。
虫がとまった白菜……?ただの白菜と違うの……?
あ、右上のほうに結構なサイズの虫がいる!それでみんな虫を映すためにこの角度で撮ってたってことか。翠玉白菜の色は石が元々持っているもので塗ったりはしていないみたいだから、虫も白菜と同じ色になっちゃってたんだな。勉強になる。Googleの検索結果みたいな細かい疑問から全く新しいことを知ることができるんですね。
いや虫いるって知らんけど?!?!?!?!?!白菜の彫刻だと思うじゃん!!!?!?!?!?!?!?タイトルに虫って入れてよ!?!?!?!?!?!???!!!!!色同じだから写真だと注意して見ないと気づかないじゃん!!!!動画で見ろってか!?!?!?動画で見ろって!?!?!書を捨てて!?!?!?!?!?動画で!?!?!?!?
日本の教育は!!?!?!?!?それでいいんですか!?!?!?!?!?!?今こそ我々の手で冷凍みかんを解凍!!!!!!!!!冷凍!!!!!!!!!!解凍!!!!!!!!!!!!!冷凍!!!!!!!!!!!!!!
酵素がたくさん死んでらあな!!!!!!!!!!!!!!